練習会(5/3) |
剣
・一の素振り(右半身)
半身の重心は、両足に五分五分、かかとで立つイメージ。
腰は引き気味(合気道独特の腰の使い方があります)
小指を柄頭から半分出すこと。
両手の間隔は拳一つ分。
柄を真横から掴まないこと。
振りかぶりは左手で呼吸法の如く押し出すこと。
右手は力を入れずに誘導すること。
親指、小指、無名指の三本でしっかり握ること。
振り下ろしは、柄頭で相手の眉間を打ち砕くが如く(口伝)。
振り下ろした刀は水平にして、懐に余裕を持つ。
・五の素振り
右手は常に正中線上を動くこと。
振りかぶりは十分高く上げること。
その他一の素振りと同様
・前後斬り
上半身と下半身の動きを混ぜないこと。
体術
・体の変更
指先を臍に向け、肘を張り出しつつ前進する。
前進する力と体の重さを上手に使うこと。
半身は剣と同じ
・諸手取り呼吸投げ
肘、肩、腰をやや下げつつ相手の側面に入る。
五の素振りの要領で、手は螺旋。
前後斬りの要領で相手を崩すこと。
相手が足を引けないように腰を密着させること。
・正面打ち一教
剣の振りかぶりを意識すること。
剣の振り下ろしを意識すること。
腕と体を直角にする。
・正面打ち入身投げ
後ろ襟を掴み自分の肩口に相手を崩す。
かかとで支えること。
内肘を顎に当て、前腕を螺旋状に使うこと。
上半身と下半身の動きを混ぜないこと。
・片手取り四方投げ
相手の攻撃線を外すこと。
前後斬りの要領で。
相手が崩れるまで額を手から離さないこと。
・正面打ち小手返し
小手を相手の肩よりも高く上げないこと。
手首と肘は直角。
指を握り込むこと。
相手の後ろに飛び込むこと。
剣術の稽古で立ち方や基本的な体の使い方を身に付けること。
さらに体術に剣を活かすこと。